序章 〜prologue〜

カーテンの隙間から差し込む、白い日差しが顔に当たり目を覚ます。
ああ…そういえば、今日から夏休みだっけ。
課題…はまぁおいておくとして、何をしてすごそう。
そんなことを考えながら、リビングに向かう。


あれ…?
いつも早起きな母親の姿がリビングにない。
よく見ると、テーブルの上に一枚のメモ書きが。




しばらく旅行に行って来ます♪
家のことは適当にやっておいてください。
1ヶ月くらいで戻ると思います。
        父・母


ふと後ろを見ると、メモを読んで状況を察したらしい妹が不安げな表情を浮かべている。
「お、お兄ちゃん…どうしよう…」






そう、それまでの平穏な生活を覆すような波乱に満ちた夏休みは、この日から始まったのだ。






高校生最後の夏休み。


色々な人と出会った。
色々なことを感じた。
色々なことを想った。
そして、誰かと……。






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つい書いてしまった。
反省はしている、後悔はしていない。
ちなみに50%くらいフィクションですヽ(´ー`)ノ


…え、あとの50%?
ご想像にお任せ(*´д`*)